Works

LOCOPAS

  • Client 京都大学
  • Category 研究用アプリ
  • Release 2017年2月
  • Services デザイン、プログラミング

「いつ、どこで、何が起こったか」の情報を、写真と共に残せるアプリ「LOCOPAS」を制作しました。
アプリで撮影すると、撮影時刻とその位置(緯経度)情報、そして自由に書き込めるコメントを、一枚の画像にまとめて保存することができます。
これらの情報を学術的に記録して研究するため、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科、同大学防災研究所・同大学宇宙総合学研究ユニットとの共同作業で生み出しました。

災害時や緊急事態には「時間・場所・その場の状況・写真」の4点を簡単にまとめ、SNSなどにより広範囲へと発信できます。
画像はアプリ内からでも参照・共有できるほか、専門家向けの機能として、地理情報研究用のGPX形式で出力することも可能です。

アプリ開発においては、全世界で利用してもらうことを想定して調整してあります。
カメラでの撮影やテキストとの合成など、画像を扱う箇所が多いため、海外で普及している端末でも動作するようメモリーの管理に気を配りました。

デザインでは使いやすさを一番に考え、見やすい文字の大きさ、確認しやすい写真サイズをレイアウトしました。
また、今後ローカライズする可能性も踏まえ、文字を多用せず、記号を主に使用しました。