Works

時の響コンサート用映像

  • Client 大日本印刷株式会社
  • Category コンサート映像
  • Release 2018年11月
  • Creative デザイン、プログラミング

時の響という日本とフランスの文化交流をテーマにした音楽、映像、食、パフォーマンスが織り成す文化プログラムにて、京都コンサートホールでのコンサート用4K映像を制作しました。

コンサートに合わせて1900年頃から未来まで、起こった出来事、起こりうる出来事をタイムラインで表示させる映像です。 Unityを使った映像制作により出来事を自由に更新することを可能にし、別のコンサートでも対応できるよう制作しました。

コンサートホールに4Kの映像をプロジェクターで写し出すので、文字が読めるサイズを調整するのが難しくまたコンサート会場の明るさを考え色味の調整を何度か行いました。 パーティクルのアニメーションを入れることで時代の切り替わりを表現し、また背景のグラデーションを微妙に変化させることで長いコンサートでも映像に変化があるように工夫しています。

プログラムでは再生される出来事の順番や画像をアプリ自体の変更無しに自由に設定できるようにする必要がありました。 そのため、Excelで作成した各年代の出来事のデータをjsonファイルとして書き出す様にし、 指定のフォルダ構成で配置するとアプリ側からデータを読み込めるようにしました。 画像についても同様に、jsonファイルに記述されていれば1つのフォルダにまとめておくだけで読み込めるようにしました。